麻雀講座③ リャンメンカンチャン形

第三回!湯けむりです。

 

今回は覚えておくべきやや特殊な形をご紹介します。

 

まずは以下の何切る問題から。

 

 

例1.東一局親番。何を切る?

二萬三萬三萬四萬五萬七萬七萬三筒三筒五筒六筒七筒七索ツモ八索

 

 

答えが存在しない何切る問題も多く存在しますが、上の例は答えが決まっているものです。

単純に七萬三筒のトイツをほぐすべきですが、どちらのトイツを落とすのが良いでしょうか?

 

 

 

正解は七萬です

なぜなら、三筒を切った場合一萬四萬六索九索の4種15牌の一向聴となりますが、

七萬を切った場合 六萬の受けが加わって5種19牌となるからです。

手役に差がないのであればイーシャンテンは常に最大の受け入れ枚数で構えたいので、この枚数差はかなり大きいです。

実は例1は何切る問題の中では有名問題であり、リャンメンカンチャン形と呼ばれる以下の牌姿が根拠となります。おぼえよう

 

 

 

二萬三萬三萬四萬五萬七萬

 

 これがリャンメンカンチャン形だ!

 

実戦でも度々登場するのですが、一萬四萬六萬引きでメンツが完成します。

この形を見たらカン六萬受けの存在を必ず忘れないようにしましょう。

また上の形を一つズラすと、

 

一萬二萬二萬三萬四萬六萬

 

ペンチャンカンチャン形! 

 

これは三萬五萬引きでメンツが完成します。

一萬二萬二萬三萬四萬の一見愚形に見えるペンチャンターツから派生する事が多々あるので注意しましょう。

ちなみにこの5枚ターツは一萬六萬までどれを引いてもイーペーコーによる手役上昇か良形変化があり、意外と手広い変化が望めます。やったね

 

 

 

 

 

今回はここまで。意外と続いてるよこれ。