麻雀講座③ リャンメンカンチャン形
第三回!湯けむりです。
今回は覚えておくべきやや特殊な形をご紹介します。
まずは以下の何切る問題から。
例1.東一局親番。何を切る?
ツモ
答えが存在しない何切る問題も多く存在しますが、上の例は答えが決まっているものです。
単純にかのトイツをほぐすべきですが、どちらのトイツを落とすのが良いでしょうか?
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正解はです。
なぜなら、を切った場合の4種15牌の一向聴となりますが、
を切った場合 の受けが加わって5種19牌となるからです。
手役に差がないのであればイーシャンテンは常に最大の受け入れ枚数で構えたいので、この枚数差はかなり大きいです。
実は例1は何切る問題の中では有名問題であり、リャンメンカンチャン形と呼ばれる以下の牌姿が根拠となります。おぼえよう
これがリャンメンカンチャン形だ!
実戦でも度々登場するのですが、引きでメンツが完成します。
この形を見たらカン受けの存在を必ず忘れないようにしましょう。
また上の形を一つズラすと、
ペンチャンカンチャン形!
これは引きでメンツが完成します。
の一見愚形に見えるペンチャンターツから派生する事が多々あるので注意しましょう。
ちなみにこの5枚ターツは〜までどれを引いてもイーペーコーによる手役上昇か良形変化があり、意外と手広い変化が望めます。やったね
今回はここまで。意外と続いてるよこれ。