バケモノの子をみてきたよって話
こんにちは。
「映画の面白さはポップコーンのおいしさと反比例する」
というどこかでみた一文がいたく気に入り、自分の中での基準としているのですが、ググっても出典元が全くわからないので俺が最初に言った言葉ということにします。
パクリストゆーじゅんです。
いやどっかのやる夫スレの佐々木が言ってた気がするんだよなあ…情報求む
さて先週土曜日に細田守監督の『バケモノの子』を見てきました
左が熊徹。右が九太(本名は蓮)
…とここからつらつら書いてたんですが予想以上に批判ばっかになってしまったので簡単に。
直接的なネタバレは避けてます。
一応予防線を張っておくと以下は私個人の感想であるため、コメントでの指摘や批判はいつでも受け付けてますし、むしろ指摘して頂き、評価を改めたいと希望してます。
好きな点
・冒頭の簡単な世界観の説明とともに炎のシルエットで殺陣を行うシーンがあるのですが格好いいの一言。
わくわく感は間違いなく最高潮になりますね。
・熊徹と九太が認め合う過程。
パートナーがお互いの足りないところを補い合い、成長していくというのは王道ですがやっぱり熱い。それに気づく過程は「九太優秀すぎだろ…!」とはなるのですがすごく爽快感のある展開でした
目に付いた点
・熊徹、九太共にそれぞれのラスボス戦、みたいなものがあるのですが全く上に書いたお互い補い合った点が出てこない。
熊徹に関しては「あんなに成長したのに結局最初とほぼ展開同じ…?」となり、九太に至ってはジエン・モーラン戦で成長みせるどころか見せる機会すらないイベント戦闘でした。
「右手は添えるだけ…」展開を期待してたんだ…
・あと異世界観に浸りそうになるころに現実世界に戻されるのでちょっと消化不良感が。
ダイジェスト風味に世界観を説明するシーンもあるのですが、もう少し異世界の日常を描写してほしかったかなあと思います。
原作アリ、もしくは今見てるのは金曜ロードショーのカット版じゃねーのか?と錯覚しました。
あと現実世界に戻ってすぐ、なんの躊躇もなく自分の名前を「蓮」と名乗る九太。伏線になるセリフが浮いているため若干の違和感がある。とか気になる点は多々ありました。
個人的な希望としてはもっと熊徹と九太の絆、成長シーンに重きをおいて欲しかったと思います。ちょっとどっちらけというか。他のテーマも詰めてるせいで分散している感じがあるのが残念でした。
ポップコーンが美味しかった度
★★★☆☆
キャラメル&塩のやつが9割近くなくなってた