2014年に見た映画についての話
こんにちは、今年は14日に大雪が降った影響で全国の女の子からチョコが届かなかったゆーじゅんです。
さて、自分は今年度、21歳になったのですが、この歳になるまでジブリなどのアニメ以外の映画を見た記憶がトランスフォーマーとおっさんがフットサルして負けたけど1点取って次の目標は同点だ!ってところで終わる超ポジティブな邦画しかみたことがなく、そのことを飲み会でぽろっと言ったところ
「オタクが」「人としてヤバイ」とぼろくそ言われたので2014年から(今までと比べると俺の中では)たくさん映画を見るようにしてきました。
というわけでせっかくなので見ていった順に軽い感想を紹介していこうと思います。
先に述べたとおり映画初心者なのであまり詳細な解説はできませんのでこういう意見
もあるんだ、程度に受け止めてもらい、レンタルの参考にしてもらえればうれしいで
す。
- THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!
- TIGER&BUNNY The Rising
- ショーシャンクの空に(吹替版)
- DEATH NOTE・DEATH NOTE Last Name
- 劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜
- ベイマックス
2014年 1月
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!
結局オタクじゃねーか!という出オチ担当
とはいえ今はアイマス中毒も完治し、冷静で公平な視点で今一度考えてみようと思います。
ストーリーはアニメ版の続きから。アリーナライブをすることになり、バックダンサーとして呼んだちょっとアレな人たちが起こした問題をアイマス史上、最も重い設定である千早の過去もPの介入ほぼ無しで解決したスーパー春香さん率いる765プロがどのように料理するのか?という話
再上映分も含め週ごとに違う特典を8種類も付けやがったバンナムとアニプレックスの搾りつくすという覚悟が垣間見える作品でした。
あと前売り券13枚セット(全部絵柄が違う)とかぶっ飛んだこともやってました。
劇中歌のラムネ色青春が流れる演出とM@STER PIECEのライブシーンは何度も見たくなる素晴らしいものでした。曲を使った演出はやはりアニメアイマスの見所ですね。
ただ中盤終わりごろはあんま動かなくなったりとちょっと冗長になるかな。雨のシーンからアリーナ行ってみようあたり
バックダンサーとして選ばれたミリオンライブの7人は最初
「地味」「無難なの選んだな」とか言われてましたがキャラ設定が掘られてきた今改めて見ると、トップクラスにぶっ飛んだ奴らが混ざってるのが笑いを誘いますね、
佐竹よりまつり姫のほうがまだ常識人です
なんだかんだ7回見に行きましたが一番ほしかった複製原画は大雪による通行止めでもらえませんでした・・・
そのうち1回はアニメ未視聴の友達を中華料理で釣り、軽いキャラ設定と大まかなストーリーの流れを説明して一緒に見に行ってもらったのですが
「案外普通に楽しめた」「でもこの内容ならOVAで良くない?」「あの春香って子とおでこの子が主人公なの?」
といった感じでした。
個人的にはM@STER PIECEは良曲ですが、やはり既存曲のフルのステージシーンもほしかったと思うところ。それこそGO MY WAYとの二本立てにしてほしかったですね
※ この意見は8th横浜で収録したガヤ録りがほぼ使われていなかった僕の私怨を多分に含みます
やよいの出番が少ないんだ…
おすすめ度 原作好きなら見たほうがいいのではないか
2014年2月
TIGER&BUNNY The Rising
タイバニ映画第2弾 またアニメかよ
劇場版第1弾Beginningの続きモノ、というわけではなくBが2話と3話の間の話だったのに対しこちらは本編終了後の続きです
見ようと思ったきっかけはアイマス上映前の予告映像で流れており、その頃はアイマス病が末期だったこともあって「 THE IDOL M@STER Second visionのロゴがスクリーンに出ただけで泣く」というキモい極まりない状態だったのですがその熱にあてられて「バーナビーのセリフのせいで予告映像で泣く」という失態を犯してしまったので最初から負けた気分で見に行きました。
映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』予告編 - YouTube
こっちもこっちで週替わりで本編前に別の特典映像を流す。という恐ろしいことをやっていました
また、詳細なプロフィールとヒーローからのメッセージが書かれたプロマイドが特典だったのですが外から見えないように薄い黒いビニール袋で封をされており、そのへんに置いておくと明らかにいかがわしいものにしか見えませんでした。
ストーリーはヒーローTVに何だかんだで戻ってきたタイガーアンドバーナビー、でも二部リーグは給料が少なくて…そんな中バーナビーは1部リーグに復帰を打診される、しかし条件として海外の期待の新人、(バンプレストのロゴがスーツとフィットしまくっている)ゴールデンライアンくんとコンビを組むことを提示されるのだった…
おじさんいないと死んじゃう!(意訳)とすっかりデレ期に入ったバーナビーに対し案の定わざと嫌われるようなセリフを吐いて去っていくタイガー。そんな34歳ヒーローから34歳タクシードライバーにジョブチェンジしたタイガーとちょっとデザインがエロくなった楓ちゃんとの関係はどうなる?
といった感じ
敵の3人のネクスト能力が絵的に地味(ばくおんぱ・かげぶんしん・ゆめくい)なせいか、その3人を追っていたタイバニ以外の全員のヒーローもちまちま戦ってるな…と思いきや心情描写も過去のトラウマ回想も見せ場も優遇されまくっていたファイヤーエンブレム。
名言も放つし記憶の半分くらいはオカマで占められています。
ラスボス戦はこれでもかってくらい動いて本編ではあんまり目立ってなかったグッドラックモードも活躍。
主題歌であるUNISON SQUARE GUARDENのHarmonized Finaleは名曲でエンドロールの余韻もばっちりです。
詳しく言うとネタバレになりますがゴールデンライアンくんの「お前結局何しに来たの?」感も見どころ
ちなみにPVでバーナビーが言って僕が泣いた「僕が守りたいのは…あなたです」のシーンですが「あなた」はPV中にでてきません。罠でしょ
おすすめ度 原作好きなら絶対見といて
ショーシャンクの空に(吹替版)
やっとアニメ以外がきた
雲霞さんに勧めてもらい見ることにした1994年公開映画です。
ストーリーは超優秀な銀行マンであるアンディ・デュフレーンが無実の罪なんだかやっちまったんだか本人にもよくわからない状態で捕まってしまいますが(少なくとも飲酒運転はしている)服役中に仲間の信頼を集め、さらには財務に関する腕を買われ、刑務官にも重宝されるようになっていきついに…しかし…だがある時…やっと…だが無念にも…そしてついにアンディは…だがそれは…しかし決して…そして念願の…
という感じ。
本当に濃密な時間を過ごせたと思います。
ここいる?と感じる無駄な箇所が僕の見る限りでは一切ありませんでした。
掃除でひと悶着あった後に満足げに座っているアンディのシーンは今でもはっきりと思い出せますし、50年の服役を終えたブルックスのシーンは涙なしには見られませんでした。
何度も見返したいと思っているので次は字幕版を見てみようかな。と思います雲霞さん教えてくれてありがとう
おすすめ度 すっごく面白かったからまだ見てないなら見てほしい
DEATH NOTE
DEATH NOTE Last Name
原作は全部持っていてずっと映画版を見よう見ようと思ってくすぶっていたら職場の美人の元先輩におすすめしてもらい、みることにした映画。2006年公開です
この映画のおかげで邦画への若干の抵抗感が消え、ドラマも見るようになり、ツイッターの女友達と年下の男友達にBOSSとSPECを勧めてもらったのですが一緒に
見ていたツレに
「え…?お前アイマス落ち着いたと思ったら次は戸田恵梨香…?」と凄まじい濡れ衣を着せられました。この映画のせいです。
ストーリーはイケメンで勉強も運動もできるDQNネームだけが玉に傷な完璧な男、月くんがデスノートを手に入れて…!
と原作とそんなに序盤は変わってませんでした。
原作と比べると月くんは超エリートなのは変わりませんが若干俗っぽい性格になっており、危ないところに自ら踏み行っていったりと多少無謀なところも見られましたがその分演技力と勝負度胸は原作より高く思えたのでそこでバランスを取ったのかな。
なんて思いました。
松山ケンイチが演じるLも僕は大好きです。
第一部のラストシーンで捜査本部にやってきた月に対し、ポテトチップスのコンソメ味を食べながら出迎える、というシーンがあるのですがこれは松山ケンイチの提案によるものだとのことで、なんかこういうの素敵だなあと思いました。
で、戸田恵梨香演じるミサミサは…うん…はい。すごくかわいかったっす…
原作通り拘束シーンがあるのですがそのシーンの収録中の休憩にもアイマスクを外さないで緊張感を維持してたとか。こういうプロ根性を感じる話大好きです。
あとリュークのCGがすごいですね。トランスフォーマーもそうでしたがこんなに実際の背景と違和感なく合わせられるんだな。と驚きっぱなしでした
おすすめ度 原作好きでも原作読んだこと無くても見てほしい
2014年10月
劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜
2014年10月公開
総集編なのでさらっと紹介
ストーリーは割愛。みんな知ってるね
原作は2巻が出た頃に叔母に勧めてもらってからずっと好きで(必死な古参アピール)アニメ版はちょっとテンポに不満を覚えたのでOPが代わるころには視聴をやめていたのですが、この総集編は本当にテンポよく、最後まで飽きることなく進撃の巨人のよさである息を付かせない展開が表れていたのではないか。と思います。
穴ふさぐとこあたりまでで終わり。
アニメ版だと時系列順でしたが劇場版は原作の順番に沿っていました。よって訓練兵時代はまだ。
アルミンのコンプレックスによる葛藤を乗り越えての演説が功をなしpixiv司令が出てくるシーンが好きなので、そこがちょっと端折られてたことは残念でしたが概ね満足できました。
おすすめ度 進撃を見てみたいが漫画読むのがなんか嫌な人。アニメ版の引き延ばし感が気に食わなかった人は是非
ベイマックス
そうかベイマックスか…
2014年12月公開。封切した翌日に見に行きました
ストーリーは天才少年ヒロはロボット作りに関して専門の研究者をも唸らせる頭脳を持っているものの厨二病真っ盛りのため学校に行く意味なんかねーよ、俺は裏の世界で稼ぐぜ。とアグレッシブに引きこもっていた。それを見かねた兄が自身の大学の研究室に連れて行き、ヒロはまんまと見たことない研究に心を躍らし、帰る頃にはこの大学に入ると決意。ちょろかわ
目標を見つけ、努力を重ね、評価されていくヒロだったがそんな中、兄が事故で他界。
再び引きこもるヒロ。そんな時に兄が遺した研究の成果であるお助けロボ、ベイマックスがヒロの声に反応して起動するのだった。そして物語は急展開!え。そっちに舵切るの?マジで?
という感じ
進撃の巨人の時に予告動画を見てベイマックスのかわいさにやられて見に行った映画なのですが
ちょっとその時にみたPVをご覧ください
非常に和みますね、もうこの時点でうるっと来た人もいるのでは
いや別にこの予告で油断させた後に巨人に丸のみされたり足もがれたりとかする映画を流した映画館の悪意を感じる演出を批判するわけではなく
続いてこちらのPVもご覧ください
英語版ベイマックスのPVになっております
Big Hero 6 New York Comic Con Sizzle - YouTube
これ、二つとも本編のシーン以外は使ってません
日本語版PVから予測できる「傷心の少年とお助けロボ、ベイマックスの心温まるハートフルストーリー」は中盤の15分くらいで終わり、そこからはミスターインクレディブルかよ!と突っ込みまくったヒーローモノが始まります。
大きな期待はずれ・・・というわけでは全然なく、そこからの展開は本当に熱くて楽しく、ロボットもののお約束を守りつつ、本来はお助けロボットであるというベイマックスの設定を生かして本当に見ごたえあるものだったと思います。
いろんなところで言ってますが「朝からざるそばが食べたいなって思ってそば屋に行ったら何かの手違いでカレーがでてきたけどめちゃくちゃうまいので文句もいえないみたいな映画」だという意見を僕は変えません
おすすめ度 最初からカレーだと思っていけば老若男女楽しめる映画ではないかと思います。ぜひ
2014年中に見た映画はこれくらいですね。
なんだかんだアニメしかみてない・・・
ですが2015年は今のところアニメ映画1つ、実写映画2つを既に見ており、今週末には「アメリカン・スナイパー」3月には「ソロモンの偽証」を見に行く予定なのでまた近いうちに映画記事をかければ。と思います。それでは